昨夜届いて冷やしている鮨祭。
今宵、いただく予定なので
家路を指す足取りもやや急ぎ足。


電車の広告にギャラクシーホップの中吊りもありますが・・・
浮気はしません。
頭の中にあるのは・・・
鮨祭と鯖寿司。

しかし、
夜も8時を回ると・・・
なかなか欲しい寿司ネタはありません。

何件か回って漸く処分品の鯖寿司を買い求めます。
まあ、お安く買えて結果オーライですね。


折角ですからお皿に盛って


またまた３度注ぎ。
おお、きめ細やかな泡立ち。


泡持ちもいい。
2度目注ぐのに躊躇します（笑）


2度目。
おっと・・・泡が溢れそう。（汗）


表面はシルクみたいな光沢もあります。


はい、3度目注ぎ終わり。
一口いただきますと・・・
どこまでも透き通るような味わい、
非常に透明感のあるフレーバーです。

何といっても、口に含んだ瞬間に甘味と苦味のテイストが舌の上で小気味よく踊ったかと思うと、
すうっと包み込むようにしみわたり、最後に仄かな酸味が愉しめます。

まあ、夏だけに打ち水をした感じと言いたいところですが・・・
少し違いますね。

冷たい水が入った桶を倒すと、それが石畳の上に勢いよく広がり、みるみるうちにしみわたって
行く様子・・・ですかね。

これ以上淡くなったら、もう、それは美味しいお水になってしまう（大袈裟・・・）というギリギリのところで甘味と苦味のテイストが絶妙にハーモニーしているとも言えます。


鯖寿司を口に放り込んで、鮨祭を流し込むと・・・
思わず唸りたくなります。

先ほどの説明で、ともすると存在さえ危ぶまれる淡さのフレーバーと取られてしまうかもしれませんが、
なんと・・・
鯖寿司の旨みが鮮烈に舌に伝わってくるのです。

言い方を替えれば、引き立て役に徹するといいますか・・・
肴の雑味を取り払って、その肴の味の芯を引き出すという印象です。

例えが貧相で恐縮ですが、甘味を引き出す塩の関係にも近いでしょうか。


試しに同じ肴を一ノ蔵（特別純米酒　超辛口）でやってみます。


確かに、悪くはないです。
しかし、鯖寿司そのものの味わいではなく、一ノ蔵と絡むことで違う旨さになっていると思います。

そこで、肴を替えてベイクドチーズケーキです。


うむ、悪くないけど・・・
やっぱり引き立て役って感じでないです。
このあと、鮨祭でもやろうかと思ってたらペロリと食べてしまい・・・

もう一度用意です。（笑）


今度は、ベースが乾パンタイプだけでなく、オレオクッキーも用意します。


おお！！！ビターなオレオクッキーも見事に際立たせます。
やはり、鮨祭りはじゃませず、肴の味を見事に引き立ててます。


こなったら・・・ということで・・・

そのあと、オリーブのガーリックオイル漬けとキムチもいただきましたが・・・
良いではないですか！！！

ということで、もう１ケースをリピです。
プレゼントのグラスも2つになったほうが様になりますしね！

それではまた。

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