ピンクペッパーって?・・・
パン教室主宰 磯部作喜子さんの著書「ル・サロン・ブランの本格パン」に載っていたリエットが食べたくなりました。
早速、材料の調達です。
- 鶏胸肉・・・100g
- 味噌・・・大さじ2
- たまねぎ・・・1/2(小ぶりのもの)
- 白ワイン・・・大さじ1
- 水・・・大さじ2
- ピンクペッパー・・・少々
- 塩・・・少々
- 胡椒・・・少々
ふむふむ。えーと・・・
ピンクペッパーって何ですかね?
近所のスーパーにありました。
中身は・・
ああ良くお店でカルパッチョなんかの彩りや味のアクセントのために添えられてますね。
ケイパと一緒のときもあったような・・・
何でもピンクペッパーはブラックペッパーなどの「こしょう」とは異なる植物でウルシ科のコショウボクだそうです。
なので香りはありますが、胡椒みたいな辛味はありませんね。
つくり方は簡単です・・・
①鶏の胸肉を一口大にカットします。
②みじん切りにしたタマネギと一緒に①をオリーブオイルをひいて熱したフライパンで炒めます。
③鶏肉の表面が白くなったら、白ワインと水を入れ蒸し焼きにします。
2、3分くらいで中まで火が通りました。
※この時点で水気が多いとリエットがドロドロ状態に。
なるべく水分を飛ばして汁気を少なくしてください。
④フードプロセッサーに③と味噌、塩、胡椒、ピンクペッパーを入れて、滑らかになるまで回します。
⑤完成です。

土台?のパンにはひと手間・・・
リエットができたところで、塗って食べるパンにはひと手間かけます。
何と申したら良いのでしょうか・・・
味のないラスク?
それとも、クルトンのやたらでかいやつ?
ま、兎に角そんな感じのものを作ります。
①パン(ここでは8枚切り)に切れ目(マス状)をいれます。
※切り分けるのではなく、筋をつけるような感じで
②オーブンで120℃ 30分~40分焼きます。
(少し柔らかを残す感じで仕上がります)
③焼き上がりました。手でパキパキ割った状態です。
(焼く段階で細かく切り分けてしまうと、ひとつひとつが反り返ってしまい、このように平らに仕上がりません)
それから、完全にカチカチするなら60分くらい焼いてください。
(オーブンの性能にもよりますので、温度や時間は調整してください)
また、パンの焼き目を強くしたい場合は・・・
オーブンで調整するのではなく、あらかじめトースターで焼き目をつけてください。
その後、オーブンで温度は同じ120℃、時間は気持ち短めで焼いてみてください。
まあ、120℃なので同じ時間でやってもまず焦げ付くことはありませんが・・・
電気代がもったいないので。
早速、焼き上がった名称不明のパンにリエットを塗ります。
ははは。完全に滑らかになっていないところがありますね。
でも、味噌と適度なスパイシーさが相まって・・・
旨いです。
当然・・・
フルーティな銀河高原の小麦のビール
マリアージュです。
それでは また。