酒に謎あり
昨日の読売新聞の一面コラム「編集手帳」で甘酒について記されていました。
書き出しは甘酒の季語はいつかという問です。
答えは夏なんですが、記事ではその理由の説明として、発酵学者の小泉武夫氏が著書において江戸時代に夏バテ防止として甘酒が飲まれていたという推測を引用しておりました。
つまり、江戸時代に甘酒は必須アミノ酸強化剤、総合ビタミンドリンク剤であったのではないかということです。
それはそうとして、その著書の名称が「酒に謎あり」です。
いかにも酒好きの興味をそそる本です。
価格に謎あり
早速、購入しようとネットで検索したところ中古品で100円の値段です。
送料を入れても400円以下です。

*画像の出所:Amazon.co.jp 本-通販
時間をみると出勤時間です。「まあ、帰ってからでいいか」とその場で購入しませんでした。
結局、その日はすっかり仕事に夢中になり(?)本のことは忘れてしまいした。
翌日、忘れていたことに年を感じつつも再びネットで検索ました。

*画像の出所:Amazon.co.jp 本-通販
「ん?」
値段を見て、何かの間違いじゃないかと目をこすりながらもう一度確認します。
「900円?!」値段が9倍になっています。
在庫は8冊から4冊になっています。
うむ、いわゆるインフレってやつでしょうか。(笑)
市場原理とはいえ、短時間の間に9倍ですかねえ。
これじゃ「酒に謎あり」ならぬ「価格に謎あり」ですなあ。
お後がよろしいようで。
