東京で愉しめるフライ専用の自然渓流管理釣り場
本日あきる野市にあるトーマス・ブレークモア記念社団 養沢毛鉤専用釣場に行ってまいりました。
ご存じのとおり、ここはおよそ4kmの自然渓流を利用したフライとテンカラ専用釣り場です。
最近はあまりフライ専用管理釣り場を目にしないようですが、それが東京にあるのですから嬉しい限りですね。
事務所前景。時折の雨で地面も湿っている。
入渓ポイント、駐車場も各所にあり環境が整っている。
涼感あふれる渓相。夏でも清々しい。
まずはCDCカディスで1尾目を・・・
ふだんはポンドタイプの管理釣り場が多いのですが、今回は友人の勧めもありまして同行することにいたしました。
実は最近まで、川での釣果に恵まれた記憶がありません。友人は釣り上げているのに・・・私だけボウズっていう苦い思いを味わっておりました。
「魚影も濃いから心配することない。これまでは、悪い条件がたまたま重なっただけ」と友人は申しておりましたが。
それが釣っていうもんじゃないんでしょうかねぇ。
自然渓流ですが管理釣り場。 当然有料です。
最初に釣り上げたのはやはり友人です。入渓後2投目で、しかもヤマメです。
型は20cm程度でしたが綺麗な魚体。フライは#16のウエット系でウイング、ボディも白です。
受け付けの際に、アブラビレがカットされているヤマメを釣り上げたら記念バッジをいただけると説明を受けておりましたが、残念、ハズレです。
白いフライと聞いて、私も#16のCDCカディスの白に結びなおします。ネット上でドライを水面直下に流すといいようなことが書かれておりましたので、さっそく行動に移します。
ウイングもボディもCDCのワンマテリアル。養沢毛鉤専用釣場様のHPを参考に。
来ました!待望の1尾目はレインボートラウトの20cmです。
浅瀬の際に送り込んだところ、水面に水しぶきがあがり、軽く手首を返すと魚が乗ってきました。
型が20cmでも流れがあってロッドが#3なので心地よい引きが楽しめます。
ボウズのトラウマを払拭してくれたトラウト。感謝。
念願のヤマメはウエットフライで・・・
今日は平日で、天候も雨が降ったり止んだりということもあり、入渓者が少なくいろいろなポイントで楽しめました。
ほぼ貸切状態と言ったところでしょうか。
友人もコンスタントにレインボートラウトやヤマメを釣り上げています。
ブラウントラウトも居るとのことでしたが、結局ご対面には至りませんでした。(50cm近くの錦鯉は目にしましたが)
私もコンスタントに魚を手にしていましたが、レインボートラウトばかりです。
ボウズの憂いがなくなると、欲が出てヤマメも釣りたくなります。
フライをドライからウエットにチェンジします。
ポイントも川幅と水深がある比較的緩やかな流れのあるところに変えます。
ヘビーシャンクのウエットをノーウエイトでダウンクロスにキャストします。
3投目でヒット、手許にブルブルっと振動を感じます。ヤマメでした。
20cm足らずのヤマメですが、嬉しい!
そのあと、フライはウエットでノーウエイトですが、釣り方を変え、脈釣りといいいますかアウトリガースタイルといいますか、兎に角、ロッドを立ててラインを張りながら流れを丹念 に探りました。
神谷堰堤での釣り 滝のしぶきが心地よい
5時ごろ納竿しましたが、結局、レインボートラウト、ヤマメなど20cm級を中心に20尾余り手にすることができました。
友人は、私の釣果を上回る型と数をあげていたと思います。大満足でした。
雨の影響でふだんより水量とにごりがあったことが幸いしたのかも知れません。
平日の食事は用意が必要・・・
食事
平日、食事する場所には留意しなければなりません。近くに食事する場所はありませんでした。
あらかじめ弁当を用意するか、事務所でカップヌードルなどを食べることになります。
私たちは5Km以上離れたJR五日市線 武蔵増戸駅のガストで食べる羽目に・・・
フライ
活躍したのはウエットフライ。ヘビーシャンクタイプが効きました。 ゴールドテインセルのボディなので金色が良かったのでしょうか。
厳密なウエットフライのパーツで構成されているというよりソフトハックルの亜種という感じ。
タックルなど
言うまでもありませんが、ロッドは#3が中心になるかと。 ラインはフローティングのWFを使用しました。
当然、バックキャストできる範囲は限られロールキャスト中心になりますので、プレゼンテーションしやすいライン選びがポイントになります。
感謝(ごちそうさまでした。)