あり得ないことが・・・
長くフライをやっていると信じて貰えない様なことも起きたりします。
下の写真は、神奈川県の開成町にある管理釣り場 開成水辺フォレストスプリングスでの出来事です。
ちょっと休憩ということでフライを回収せずにそのままの状態でお茶などを飲んでおりました。
さすがに置き竿にするとロッドごと持っていかれるリスクがある(友人が体験済み)ので、ロッドは手に握っております。
さて、再開しますかということでラインを目の前の水面へキャストしようとしたときです。
うまく前方に飛んでいってくれないのです。
この場合の原因として考えられるのは、”根がかり”あるいは”小さなお魚”ということになります。
しかし、そのとき私は身を持ってもう一つの新しい選択肢に遭遇したのです。
「え?貝」
友人は信じてくれません。
しかし、間違いなく小さなミッジフライに貝が必死に喰らいついているのです。
フライがなかなか取れないのを見てようやく信じて貰うことができました。
一喜一憂
ハプニングやトラブルも当然経験することになります。
嬉しいハプニングは大歓迎です。
ときにはランディングネットに入りきらない大物を釣り上げることもあります。
なかなか大物になると一人では対処できません。
相方に手を貸してもらったり貸したりします。
意外と手を貸すときは、自分が差し出したランデングネットのミスでバラしたりしないか緊張したりするものです。
そいうことで、大物を釣り上げたときは相方も自分も嬉しい気分になります。
また、ふだんと違った魚種を手にすると、これも嬉しいものです。
いい年をした親父が小学生みたいに釣った獲物を友人に見せようとはしゃいだりします。
ブラウントラウトは個人的に大好きな魚です。
しかし、愉しいことばかりではありません。
転んでも只では起きない!
折角、大物を釣るなどして愉しい気分になっていたのに、一気に奈落の底に突き落とされるようなことも起きます。
思わぬところで足を取られて転倒することがたまにあります。
そのとき竿を折ったり、リールが壊れたりしますと、それはもう愕然といたします。
怪我をしなかったことに感謝すべきなのでしょうが、その心境は自分でなくても推して知るべしです。
意外とやってしまうのが、納竿時に継いでいるロッドを外そうとしてガイドを壊してしまうことです。
私もやってしまったことがあります。
炎天下の温度あるいは水分の関係で抜けなくなることがあるので、そのままの状態で家に持ち帰ればあっさり抜けるということなんですがねぇ。
でも、道具が壊れたらそれを直すのを愉しむのも乙なものです。
また、買った時より壊れて直したときのほうが道具への愛着が増します。
直せるからなんて乱暴に扱うことは決してありません。
まあ、長いことやってますと夫婦と同じで色んなことがありますが、奥深いものですね。
ロッド・ドライヤーモーターを買ってガイドを修理しました。
