ラフロイグ ボトラーズ・・・
つづきまして、ラフロイグのボトラーズ・ボトル2本です。
左がラフロイグ2005 オクタブでボトラーズはダンカンテイラー社。
右がラフロイグ1997 ベリーズ・オウン・セレクション。
ボトラーズはベリーブラザーズ&ラッド社。
オクタブって小さな樽だそうです。
同社はシェリー酒の空樽を組み替えて小さくしたものを使用しているとのこと。
つまり、ラフロイグ蒸留所の樽(カスク)で熟成させたものとベリーブラザーズ&ラッド社のオクタブに移し替え、さらに熟成させたってことですね。
さあ、いただきましょう。
当然、ラフロイグですからピーティーさはありますが、柑橘類の風味を感じます。
オフィシャルボトルと違う味が楽しめるのは良い感じですね。
つづいて、ベリーズです。
18年ものです。日本向けのグリーンボトル、老舗同社の復刻ラベル。
後から聞いたんですが、加水していないカスク・ストレングスでも・・・
長期熟成はピートさが和らぐのでまずは、ストレートでいただくのが良いそうです。
例によってトワイスアップでいただきましたが(笑)。
おお、バナナの様な香りがします。フルーティですね。
ここで、シガーです。
今回は・・・
モンテクリスト
早速いただきます。
前回はコイーバでしたが、それよりも軽い味わいですね。
アードベッグ オフィシャル・・・
お次は、アードベッグのオフィシャル・ボトル。
限定リリースの2本、アードボッグとガリレオです。
まずは、アードボッグ。
リミテッド・リリース2013。
名称は、アードベッグではなく、アードボッグ。
ピートが取れる湿地(泥炭沼,泥炭地)を意味する「ピート ボッグ」に因んでいるようです。
バーボンのカスクとシェリー酒のカスクでそれぞれ10年熟成させた原酒をバッティング(混ぜた)させているとか。
香りは・・・キャラメルのような甘い感じ。
口に含むと意外に滑らかと思いきや、すぐにあの塩っぽさが際立ってきます。
そのあとは、メープルシロップ、カカオかコーヒーの印象が舌に残ります。
つづいて、ガリレオです。
以前、福山雅治さん主演の映画ガリレオでボウモアが登場したことをお話ししました。
画像出所:映画 容疑者Xの献身(東宝配給)
さすがに、この銘柄が登場していたら、名前が同じだけに洒落というより興ざめですかね。
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ガリレオは世界初となる宇宙でのウイスキー熟成を記念してリリースされたものです。
このウイスキーもアードボッグ同様にバッティングしたものですが・・・
こちらは、ワインのカスクとバーボンのカスク。
謳い文句どおり、ピーティーでスモーキーなアードベッグにフルーティなアクセントを感じます。
〆は、アイラモルトではなく・・・
ハイランドモルトとアイランズモルトです。
まず、左のアイランズでトバモリー10年です。
香りは・・・香ばしい。蜂蜜のようです。
一口いただくと、滑らかですね。
ほう、すぐにスパイシーな味が追いかけてきます。
いいですねえ。
右がハイランドでオールドプルトニー12年。
何でも、かの有名なバランタイン17年を構成するシングル・モルトのうちのひとつだそうです。
アイラのあとでいただくと滑らかさが際立ちますね。
香りはあまく、あたかも白ワインを飲んでいる錯覚に陥りそうです。
沢山いただきました。それではまた。