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Fly Fisher's Factory フライフィッシング 料理 お菓子作り 私的DIYブログ 

趣味や食などフライフィッシングと料理・お菓子作りを中心に自分でやれるもの(つくれるもの)と思ったものは、とりあえずDIYしてみようというテーマのブログです。肩肘張らずに”できる範囲”のことをやるというのがモットーなので、気楽にお付き合いいただければ幸いです。

エクステンドシャンク?

遡上する鮭は餌を食べるの?食べないの?

川を遡上してくる鮭は餌を捕食しないといわれているようですね。
そうすると、なぜ釣れるのかという単純な疑問がわいてきます。

ネットで調べて見ると「食べない」と結論めいたことが書かれているいっぽうで、個体によっては捕食しているものもいるとか・・・
諸説紛紛状態ですね。
 

マルハニチロ株式会社さんのホームページ(サーモンミュージアム 鮭と文化「回帰した鮭はなぜ釣れるのか」 VOL.1 市村政樹氏)に興味深い記述がありました。

市村政樹さんのお考えを述べているお言葉をお借りしますと「成熟までにまだ間がある個体は“捕食”の要素が強く、完全に成熟している個体は、“威嚇”の要素が強い」とのことです。

うーん、“威嚇”の要素についてだけ考えれば、捕食肯定派も否定派も筋が通るのかなあ?

ならば、大きいフライの方が目立ちますよね・・・・
カムイチェップのオーソドックスなプロポーション(下写真 下段)では全長50ミリ程度でしょうか?

単純に大きくしたり長くしたりするのは、フッキングなどに影響しそうですが・・・
試しに、長いのを巻いてみました。(下写真 上段)

てこの原理対策・・・

一般的にシャンクが長いとバレ易いと言われています。
フツーに考えると、てこの原理が働いているのかなあということになります。

つまり、フッキングポイントが作用点、お魚が暴れて顎のどこかに接触した部分が支点、フックのアイが力点となりますね。
    

なので、シャンクが長いということは、支点と力点の距離が長くなるので、同じ負荷がかかっても、短いものよりバレ易いんでしょう。

そこで、長くした分・・・エクステンド(適当な名前でお許しください)の部分を柔らかくすれば、理論上は短いものと力の作用は同じになるはずです(誰でも知っているあたりまえのことですが・・・)。

早い話、トレーラーフックをワイヤや専用のトレーラーフック ライン で付けるってことですね。

早速作ってみます。

まず、エクステンドシャンク(便宜上の呼称です・・・)の先につけるフックです。
伊勢尼7号を使用します。


エクステンドシャンク(笑)はぐにゃぐにゃ曲がって丈夫なワイロンを使用します。


フックをバイスにセットして、5cmくらいにカットしたワイロンをシャンクの下に巻き留めます。

巻き留めたら瞬間接着剤で補強します。
上の写真ではシャンクの下へ沿うように1回だけ巻き留めています。

頑丈にしたい場合は次の手順で2回巻き留めをおこないます。
 

 

 



つぎに、ゾンカーテープをフックのベント上部に取り付けます。


ゾンカーテープをベント側に折り返し、シェニールを留めます。


スレッドをアイまで巻いたら、つづいてシェニールをアイまで巻き付けます。

アイまで巻きつけたら、スレッドをハーフヒッチでとめ、一旦スレッドをシザースでカットします。
(シェニールはカットしない!)

つづいて、ワイロンにシェニールを巻き付けます。

ゾンカーテープをシャンクに添えた時の長さを目安に巻き留めます。
あらかじめワイロンに少量の瞬間接着剤を塗布しておいてください。
(既にスレッドをカットしているのでシェニールを固定するためのものです。)

基になる大きな目(シャンクが太い)なフックを用意します。
(写真は マルトフック s19の8号。ゲイプ幅が15ミリ、シャンク長が20ミリ)


基になるフックをバイスに固定し、エクステンドシャンクを取り付けます。



写真のようにアイの手前5ミリくらいまできたら、ワイロンを折り返してさらに巻き留めます。

折り返して、ベントからはみ出ている余分はカットします。

スレッドでアイとベントを適宜往復してワイロンのループをつぶして巻き留め、瞬間接着剤で補強します。

瞬間接着剤が固まったらゾンカーテープの先端をベントに巻き留め、つぎにシェニールも巻き留めます。

シェニールをシャンクの中央部分まで巻き付け、スレッドで巻き留めます。


巻き留めた位置にレインボーフラッシュ(またはフラッシャブー)を取り付けます。


同じ位置から気持アイ寄りに、マラブーを取り付ける全体量の3分の1を取り付け、その取り付け部分を覆うようにシェニールをシャンクに1回巻き付けます。

あと、2回同じように繰り返します。

スロート(マラブーまたはゾンカーテープのヘア)を取り付けます。



最後に少しだけマラブーをスロートの取り付け位置を目安にシャンクの上に巻き留めます。


スレッドでヘッドを形成し、ハーフヒッチで巻き留めてから、ヘッドセメントでフィニッシュします。

あくまでもプロトタイプ・・・

さあ、完成しました。

しかし、このパターンは使い物になるでしょうかねえ。
量産前での”問題点洗い出し”のために作成した原型(プロトタイプ)なので、ちょっと不安です。

おそらく強度の問題、特に大物が掛かった場合のエクステンドシャンクのすっぽ抜けなどがあるやもしれません。

強度を確実なものにするにはウオンデイトンシャンクやアーティキュレイテッド シャンクにオクトパスフックなどアイがあるタイプを接続して利用すべきなんでしょうね。

 



 

ワイロンなど使う場合は本来このようにすべきでしょう。
 
アイの部分のワイロンの通し方を拡大図で見ると・・・
  
ちょっと面倒くさいんですよね。
しかも、アイの大きさがワイロンなど2本分ないとこの方法はできません。

アイの大きさが大きくなれば当然フックサイズも大きくなります。
まあ、オクトパスフックなら大丈夫だと思いますが、
海釣り用の環付フックで代用しようとするとかなり選択肢が狭まります。

その場合・・・
 

一本だけ通すというやり方もあると思いますが、フッキングとかどうなんでしょうか?


いずれにしても、抜けないようにシャンク部分はしっかりと留めます。



今度行く久慈川鮭釣行では、シングルフックがレギュレーションです。
よって、写真のように基のフックのベント部分をボルトカッターなどでカットします。
(カットの際は防護眼鏡をしてください。)



切断面は鋭利なので、ルーターに砥石をつけて削り、エポキシなどでコーティングします。
これをしておかないと切断面がフライのボディなどに当たって壊れる可能性があります。

また、イン、ロッドの破損、さらには思わぬケガ何てことになりかねませんのでご注意を!!

カットしたあとのフックもきちんと処理して捨てます。


カットした後のプロポーションです。
 

こんなに曲がります。これで”てこの原理”に太刀打ちできるかなあ?



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