事務用品で簡単につくれます
本流での大物狙い、特に鮭などを狙う場合はフライ自体に重さがあるものが良いようです。
ウォディントン・シャンクやチューブフライがその代表格でしょうかねえ。
それぞれ市販されていますが、意外と高価なので”自作”されておられる方も多いです。
特に、ウォディントン・シャンクについては針金からつくるやり方をネットでも見かけます。
今回は、本流ではなく管理釣り場でもお遊びで使えるものということで・・・
三角ゼムクリップを利用します。
上の写真は完成したものです。
ウォディントン・シャンクは両端のアイが水平です。
ということで、これは一方のアイが縦になるアーティキュレイテッド (関節式)シャンクに近いものになりますね。
まず、三角ゼムクリップを用意します。
内側の三角形を手で外側に開きます。
大きい三角形にアイをつくります。
下の写真は2センチ角の木に釘を打って頭をカットしたものです。
もともと針金でウォンデイントンシャンクを作るための治具です。
>ウォンデイントンシャンク治具つくりかたの記事をみる
ラジオペンチで軽く締め付けます。
アイができました。
一方のアイを縦側にするために先ほど作ったヘッド側のアイを再び釘に引っ掛け・・・・
リア側のアイになる部分をラジオペンチで挟み90度捻ります。
(実際は、ヘッド側のアイが動かないように指で押さえてください)
いったん治具からはずし、縦側のアイになるループを引っ掛け・・・
両端を締めます。
(実際は赤い矢印の部分も指で掴んで締めてください)
完成です。
ヘッド側のアイからシャンクが2本伸びている形状になっています。
これはフライの重さを調整する場合などは、お好みの長さでカットしてください。
(私は重いのが好きなのでカットしませんが)
リア側のアイからのびているものをカットしないのは・・・
・・・というようにバイスに挟むためです。
タイイングが終わったらアイから余分に伸びている部分はニッパーなどでカットしてくださいね。
まあ、アイが縦なので先にカットしてダイレクトに挟んでも良いですけど。
実験成功!?
試しに巻いてみるとこんな感じです。
リア側のアイを拡大すると・・・・
一応、塩ビチューブでフックの位置を固定しています。(笑)
試しに管理釣り場で使用してみます。
場所は成田にあるジョイバレーさんです。
土曜日なので少し混んでますね。(汗)
成田空港のすぐ近くなので上空を飛行機が通過します。(驚)
実験に快く協力してくれたのはこの子でした。(感謝)
水中だとこんな感じなので、もう少しボリュームをつけようか思案中です。
それではまた。
