必要は発明の母・・・

先日ご紹介したウォンディントン・シャンク作成用の治具(ジグ)を友人にも作って・・・
と思い立ち早速取り掛かります。
>ウォンディントン・シャンク作成用の治具(ジグ)の記事をみる
ところが・・・治具の土台になる木片が見当たりません。
困ったなあと思いながら、家の中を探していると・・・
キュービック状のものが見つかりました。
寸法は27㍉角です。
前回と同じ20㍉のウォンデイントン・シャンク用の治具でしたから、何とかなります。
斜めに配置をとれば、25㍉もいけそうですし・・・・
何より、手のひらにスッポリ収まるサイズなのでかえって使いやすいものができるかもしれません。
まずは下準備
早速材料を準備します。

木片と釘(22㍉)とアルミパイプ3㍉径の長さ15㍉です。
まず、アルミパイプを必要な寸法にカットします。
一応(笑)、15ミリということで・・・
印を鉛筆で入れます。
寸法の計測はカッティング・マットに入っている目盛を利用します。
(便利ですよ~)
カットはチューブカッターを使用します。
木片に釘やアルミパイプを打ち込む印を入れます。
握りやすさを考慮して、斜めに線を入れます。
①は 釘、②はアルミパイプ、③の平行線は溝を彫るためものです。
①と①の間はつくるシャンクの長さに合わせます。
今回使用するのは27㍉角の木片なので、25㍉とします。
②は3㍉径のドリル刃で
右下の
ドリルの歯にアルミパイプの長さ同じ15㍉の位置に印を入れます。
これで、掘る深さの目安にするわけです。

工作開始です♪
まず、ドリルで穴をあけましょう。
いっきに目印の位置まで掘り進めるのではなく・・・
時々、位置を確認した方が失敗は少ないですね。
溝掘り用に引いた線に沿って彫刻刀の小刀で切れ目を入れます。
彫刻刀の丸で彫り進めます。
反対側の溝も彫ります。
慌てずゆっくりやりましょう(手を切らないでくださいね)。

こだわってみましょう!
彫り終わりしました。
彫り終わったら溝の外側に釘を打つ下穴を開けます。
釘で仮打ちすれば良いかと・・・
そんなことせずにそのまま釘を打っちゃてもいいんですが・・・
鉛筆の下書きが気になる方もいらっしゃるかと。
消す場合は、下の写真見たいに釘を打ってからですと
当たり前ですが釘がじゃま・・・

ですよね。
なので、釘の下穴をあけ、下書きを消しても位置がわかるようにするのです。
どうせつくるならこだわるのが遊びの世界ですね。
ゴシゴシ消して・・・

きれいになりましたっ!
さて、作業を続けます。
アルミパイプを穴に差し込みます。
あの・・・
鉛筆の下書きがあるのは気にしないでくださいね(笑)
入りにくい場合は・・・
軽く金槌で打てば・・・
入りました。
くぎを打って
ボルトカッターで頭をカットすれば・・・
完成です。
握り具合も良いですねぇ。
次回のブログでは、実際にシャンクをこれでつくるところをお話しします。