まずは型づくりから・・・

まだまだ市場ではバターの安定供給がされていないなか恐縮ですが。
バターを使用するスイーツをご紹介します。

ナッツやドライフルーツを「これでもかっ」ってくらい使う少々贅沢なチョコブラウニーを作ります。
冷凍保存すれば1、2ヶ月は日持ちするとのことですが、我が家では1週間程度でなくなります。

オリジナルレシピではココアバター含有量の多い少々高級なクーベルチュール チョコレートを使用していますが、極フツーのビターチョコレートにします。
まず、型ですが・・・20cm×20cmの金属型がないので
牛乳パックで代用します。
早速作ってみましょう。
まず、牛乳パックは四面ありますが、その一面の半分の幅にカットします。
写真はロータリーカッター使ってますが・・・
これ、若干厚いものでも前後に刃を動かせば綺麗に切れちゃいます。

こんな感じになります。
幅は3.5㍉くらいですかね。
これを4本作ります。
端が良い具合に曲がっていますよね。
これが型を作るのに丁度いいんです。
4本を合わせて四角を作るために
こんな感じで、まず2本を合わせます。
曲がっている端と別のカットした一本の曲がっていない端を合わせて・・・
ホチキスでとめます。

パチッとな
ん?
何か裏と表でとめたので(雑ですねぇ)・・・
ホチキスが居眠りしている人の顔みたいです。
完成です。
出来上がり寸法は20cm角より若干小さくなりましたが大丈夫です。はい。
オーブンシートを枠の内側に敷いて、角をホチキスでとめます。
気持ちオーブンシートは枠より高くなるようにすると後で剥がすときに楽です。
それから焼き上がったときに生地が大変もろいので、持ち上げたり作業をする際にくずれないように20㎝角にカットした厚紙か牛乳パックを用意しておいてください。続いて材料と仕込みです・・・
材料は・・・
・ビターチョコレート 140g
・無塩バター 60g
・牛乳 50ml
(室温に戻しておく)
・グラニュー糖 50g
(私は三温糖です)
・溶き卵 75g
・薄力粉 55g
・ベーキングパウダー 2g
・クルミ 70g
・干しあんず 6個
・干しイチジク 4個
(白イチジクが良いです)
①まず、クルミをそのまま170度のオーブンで7分程度焼きます。
②焼き上がったら、クルミ、干しあんず、干しイチジクを7~8㍉角にカットし、チョコは細かく刻んでおきます。
③また、薄力粉とベーキングパウダーは混ぜてから2回ふるっておきましょう。
④刻んだチョコは、バターとボールに入れて湯煎にかけます。
⑤溶けたら湯煎から外し、室温に戻した牛乳を泡だて器で混ぜます。
⑥つづいて、砂糖を入れて泡だて器で混ぜます。
⑦同様に溶き卵を入れて泡だて器で混ぜます。
⑧ここで③の粉類を投入し、泡だて器でまぜます。
(いわゆる「ケーキ生地を切るよう」に混ぜるのではなく粉気がなくなるまでしっかりと混ぜます)
⑨最後に②のクルミ、ドライフルーツ類を投入です。
⑩ヘラに持ち替えて混ぜます。
⑪しっかりと②「具」がなじむようによく混ぜてください。

いよいよ焼きです・・・
⑫ここで型をオーブンの上に置いてから・・・
生地を型に流し込みます。
⑬入れたらヘラで平らにします。
(だいたいでOK・・・熱で溶けて平らになりますので)
⑭170度のオーブンで15分程度焼きます。
(温度、焼き時間はオーブンの性能で若干異なります)
⑮焼き上がったら、オーブンから取り出し、そのまま天板の上で枠をとります。
(側面のオーブンシートもはがしましょう)
⑯完全に冷めたら、サランラップで全体をくるみます。
(生地がもろいので、用意した牛乳パックなどを下に差し込んで一緒に巻きましょう)
⑰生地を冷凍庫で冷凍します。
(⑯の段階でカットしてもいいんですが、結構くずれますので・・・
カットしやすいように冷凍します)
⑱冷凍した生地を包丁でカットします。
(冷凍してもそんなにカチカチにならないのですが、切りにくかったら無理せずに少し室温で戻しましょう)
⑲さらに、食べやすい大きさにカットします。
綺麗にカットできるでしょう?
私は、このまま少し冷たくて硬い状態でいただきくのが好きです。
もちろん、室温に戻すととてもソフトなブラウニーをお愉しみいただけます。
まあ、時間はかかりますが、手順が簡単なのでクイックなんでしょうね。
それではまた。