安心してください。巻いてますよ!その2
ううむ・・・
今週、友人二人が忠類川へ鮭釣りにいったのですが・・・
ノーフィッシュでした。(涙)
原因は台風です。
昨年、一昨年とはこんなのが釣れたというのに・・・
現地までは、行けたようですが入漁禁止になっていたようです。
予定変更ということで釧路川、屈斜路湖などにはいったのですが、
風が強くて釣りにならんとのことでした。
出発前、友人に「大漁」祈念のお守りを渡しましたが。
どうやら、「台風」祈念になってしまったようで・・・(汗)
さて、前日のブログでトレーラーフックを接続するのにワイロンを紹介しました。
その写真が下のです。
ぐちゃぐちゃです。
しかし、これは撮影用にわざと・・・こういう状態したのです。
実際は、保管や作業がしやすい様にちゃんと巻いてますよ。
真横からみるとこんな感じです。
これは、スプールテンダーと言うらしく、元々ティペットを取り出し易くするものです。
作ってみましょう!!!
簡単にできて、とっても便利です。
ご参考までに作り方をご紹介します。
作り方は、YouTubeの動画を参考にしています。→DIY Spool Tenders
動画をみる
まずは、必要な材料です。
①ホットグルーガンのスティック
②熱収縮チューブ 8㍉径
③透明PVCチューブ 内径3㍉
④家庭用 平ゴム紐(いわゆるパンツのゴム紐)6㍉幅
今回は、ティペットということでやってみます。
横から見ると、①スプール端からのコアまでが深く②幅が狭いですねぇ。

こうなると、指が入らないので、動画で紹介しているようなスプールのコアに当てて、
巻き留めるパンツのゴム紐の長さを測れません。
なので、小学校の算数です。
直径×円周率で計算です。
40㍉×3.14=12.56㍉になります。
計算した長さにパンツのゴム紐をカットします。
まあ、ゴムで伸びますから多少は短めでもオッケーです。
透明PVCチューブをスプールのコアから端までの長さより2~3㍉長くカットします。
つまり、下の写真の①より2~3㍉長くカットということです。
カットした透明PVCチューブの一端をハーフヒッチャーに差し込み、反対側をアルコールランプで熱します。
この作業は巻いてあるスレッドに接する側の透明PVCチューブ端を熱で溶かしてまるめることで、動きをよくするためのものです。
アルコールランプがなければ、動画のようにろうそくでもオッケーです。
ただし、煤がつきますよ。
(動画では両端溶かしていますが、私はやりませんでした。)
矢印のところに白い煙が立つか立たないか(どっちやねん!ていうくらい微妙ということ)・・
要は焦げる直前まで溶かすってことです。
ちょっと熱いですが、指先で先端が溶けていることを確認し・・・
間髪入れずに、透明PVCチューブをハーフヒッチャーから抜いて・・・
溶けている方から再度ハーフヒッチャーに”グイッ”と・・・
矢印のように先端が丸まで差し込みます。
ほらね、丸まったでしょ?
今後は、またまた、矢印のとおり透明PVCチューブの溶けてない方をハーフヒッチャーに差し込みます。(せわしくてすみません。)
ホットグルーガンのスティックをアルコールランプで熱して溶かします。
動画ではホットグルーガンを使ってますが、ここは直に熱します。
(手抜きですね。)
溶けたらこんな感じで擦り付けます。
すぐに、パンツのゴム紐の片方を指で押さえてくっつけます。
(付けたらぎゅっとつまんでください)
反対側も同様の手順で・・・
両方付きました。
熱収縮チューブをカットします。
長さは①のとおり、透明PVCチューブに付いているパンツのゴム紐より気持長めです。
このくらいです。(透明PVCチューブが全部隠れないように・・・)
パンツのゴム紐に熱収縮チューブを通して・・・
透明PVCチューブのところまで被せます。
(ハーフヒッチャー側の透明PVCチューブまで隠れないように少し空けておいて・・・)
また、アルコールランプで炙ります。
写真は片手でおこなっています。
ただし、スプール径が大きいものを作る場合は、パンツのゴム紐も長くなります。
当然、下に垂れますので燃えないようにパンツのゴム紐の方も
引っ張るように持ってやってくださいね。
熱収縮チューブが良い感じに縮みました。
軽く揉んで、なじませます。
完成です。
ティペットをスプールテンダーの下から通して・・・
パンツのゴム紐をスプールに掛けます。
セット完了です。

お疲れさまでした。
では、使い方です。
ティペットを出すときは、ティペット自体をつまんで矢印の方向に動かすと・・
スルスルと出てきます。(嬉)
あっと、出しすぎたってなときは・・・
透明PVCチューブを軽く引っ張り上げるようにつまんで、出すときと反対側に動かします。
面白い様に仕舞われていきますよー(笑)
こんな感じで透明PVCチューブに細いチューブを差し込むと・・
オシャレかも(機能しているかは不明)
最後に・・
一回作り始めると面白くてやめられなくなりますので、ご注意ください。
こんなのにも使っています。
お疲れさまでした。
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